初心者向け攻略2 「格闘ゲームの常識」

格ゲーやってないと知らないことが多いけど、格ゲーやってる人は絶対知ってるくらい基礎的な知識。

何度も説明されてる事柄なのでこれ読んでよくわからなかったらググって他の人の説明を見て欲しい。

 

・フレーム

格ゲーでは1フレーム=60分の1秒。秒より細かい時間の単位だと思って差し支えない。フレームをFと略すことが多い。

 

・硬直差

自分の硬直と相手の硬直の差。つまりどちらが先に動けるかを表す言葉。

例えば「グランがカタリナにしゃがみ弱攻撃をガードさせた時の硬直差はグラン側が+2フレーム」といった場合。グランが2フレーム先に動ける事を表す。この後お互いに近距離立ち中を振り合った場合、グランの立ち中が先に当たるため、カタリナの出した技は一方的に潰されてしまう。そのため先に動ける方は攻撃の振り合いにおいて有利な状況であり、単に「グランが先に動ける」ことを格闘ゲーマーは「グランが有利」とか言ったりする。

初心者のうちはやたらと攻撃を押しまくって潰され続けることが多いが、攻撃を喰らうと不利になりやすいので、一旦ガードすることが大事。

 

・無敵技

打撃の振り合いになったら有利状況の方が一方的に勝つわけだが、グランのライジングソードみたいに無敵になりながら攻撃する技は不利状況でも打撃に勝てる。ただしこういう技はガードされた時の隙が大きい。

自分が無敵技を持っている場合は不利状況でガード以外にも無敵技を使う選択肢が生まれて、逆に相手が無敵技を持っている場合は有利状況でもガードを選択肢に入れないといけないことになる。

奥義も無敵技なので死ぬ前に一回ぶっぱなすようにしよう。

 

・対空

ジャンプを落とす行動。

ジャンプ攻撃はガードさせて有利で距離も詰められる非常に強力な攻撃だが、ほとんどのキャラのしゃがみ強攻撃がジャンプ攻撃に対して一方的に勝つようになってる。

相手の前ジャンプを見てからしゃがみ強攻撃で落とす対空の精度は格ゲーの技量を表すパラメーターの一つ。

 

・投げ無敵

密着してるのに投げが当たらないことがあるが、その場合ガードの直後や起き上がりの直後にある投げられない時間に投げを仕掛けていることが多い。

GBVSは起き上がりやガード後の投げに対して、5Fで出る立ち弱攻撃が勝てるように投げ無敵時間が設定されている。

 

・投げ抜け

掴まれてから投げを抜けることが出来るシステム。最初はお互いが投げを選ぶと相殺するみたいなイメージでいい。S〜SSくらいになったら遅らせグラとか複合グラみたいな言葉を調べてみると面白いかもしれない。

 

 

・テンキー表記

5Aとか2Bとか236Cみたいな格ゲーの攻略を読んでると良く出てくる暗号のこと。テンキーはキーボードの右の方にあるやつ。これをもとにして。

789

456

123

↖︎↑↗︎

←・→

↙︎↓↘︎

が対応している。つまり方向を数字で表す表記。

しゃがみ弱攻撃は2Aとか近距離立ち中は近Bとか、テンキー表記以外にも雰囲気で略したりしてるから分からなかったらごめん。

 

・起き攻め

足払いなどでダウンを取ると相手が起き上がってくるまでこっちは自由に動けるため、いわゆる「有利」な状況になる。ここに攻めを仕掛けるのが起き攻めでフェリやカリオストロなどは設置を絡めた強力な起き攻めがある。

初心者も起き上がるタイミングに攻撃を重ねて相手の打撃を潰す練習をしておくと有利な状況を活かしやすくなると思う。

 

・フレーム表

格闘ゲームにおける辞書みたいなもので、ゲームタイトルの後にフレーム表ってつけてググると出て来る。

技の発生フレームとか硬直差とかその他色々書いてあるけど、全部を覚えるのは無理。対戦中に自分の攻撃が潰されたり、どこで割り込むのか分からない時はフレーム表をみると答えが見つかったりする。