初心者向け攻略1「格闘ゲームの動かし方」

ガチの格ゲー初心者と、格ゲー経験者の差を言語化してみる。

初心者が躓きがちな「思い通りに動かせない」「何が起きてるのか分からない」「やっても上手くならない」を解決して格ゲーの基本がわかる内容になるといいかな。


最初は「格闘ゲームの動かし方」

初心者のうちは1人用で格ゲーに慣れる必要がある。とりあえず最初の目標は「レバガチャしない」「相手に当たる技を出す」「ガードする」にしておこう。そんなんできるわって人はとっとと先へ行ってもいい。


・レバガチャしない

まずは画面を見てボタンを押すこと。それだけでいい。自分が何をしたかが分かっていれば、上手くいったことをまたやって、上手くいかなかったこととは別のことをやれば、ゲームは少しずつ上手くなっていくものだ。


・相手に当たる技を出す 

攻撃のボタンがいっぱいあるのが格闘ゲームの特徴。ゆえに、相手に当たる技が何か判断することが最も基礎的な技術の一つ。弱攻撃は速いけどリーチが短く、強攻撃はリーチが長いけど遅い。迷ったら立ち中攻撃を出すのがおすすめ。ジャンプから出せるジャンプ攻撃もとても強く、地上の敵に当てられると初心者同士の対戦で強いはず。


・ガードをする

ガードが出来ないという話たまに聞くけど、格闘ゲーマーは特別ガードが上手いわけではなく、暇な時はしゃがみガードしてるだけ。ガードは2種類あるが、地上の攻撃はほとんどしゃがみガードしていれば防げる。相手がジャンプしたら立ってガードしよう。なにか攻撃を喰らったら一旦ガードして、何回かガードしてから最速で動けるようになると一気に体力をもってかれることは少なくなる。


普通に動かせるようになったら。格闘ゲーマーらしさを身につけるために次は「波動コマンド」「キャンセル」「コンボ」を目標にするといいと思う。実戦で難しいことをやろうとすると混乱して精度が必ず落ちる。ここからはトレーニングモードでしっかり練習してから1人用モードに投入していくといいだろう。トレーニングモードでは設定の最後のページで入力履歴などを見れるようにしてから練習しよう。


・波動コマンド

グランのレギングレイヴなど、下から前に回転させて攻撃ボタンを押すコマンドはストリートファイターに倣って波動コマンドと呼ばれる。必殺技コマンドの中でも、GBVSは波動コマンド(と反対方向の竜巻コマンド)を覚えることが重要。逆に波動以外のコマンドは全て簡易入力でも戦えるようにこのゲームは調整されている。

コツはしゃがんだ状態から、歩いて攻撃ボタンを押すと出る。それだけなんだが、練習するときに意識した方がいいことはいくつかある。まずは「↓↘︎→攻撃」とあるうち、「→」と「攻撃」は完全に同時押しじゃなくてもいいということ。波動拳が出せない人に1番ありがちなのが「↓↘︎攻撃→」になってしゃがみ攻撃が出てしまう。だから波動拳が出せなくてしゃがみ攻撃が出たら右手のボタンを押すのが早すぎた、と考える。逆に立ち攻撃に化けてしまった場合はレバーを回すのが遅かったか、レバーを回してからボタンを押すのが遅かったか、↓↘︎→が↓→とかになっていたかになる。これを判断するのには、トレーニング設定の入力履歴が役に立つだろう。


・キャンセル

行動を中断して次の行動にいくやつ。最近はアクションゲームでも見る概念だと思う。GBVSにはキャンセルの入門として「連続攻撃」というものが用意されている。最初は近距離立ち攻撃から連打で3回技を出して、アビリティにキャンセルで繋げるのを練習しよう。キャンセルのタイミングが分かったらしゃがみ中攻撃から波動コマンドの技にキャンセルする「中足波動」を目指したい。

しゃがみ中攻撃のコマンド「↓B」を入れて、しゃがみ攻撃が当たってから波動のコマンド「↓↘︎→A」を入れようとすると間に合わない。「↙︎B↓↘︎→A」で一つのコマンドだと思ってやるのがコツ。


・コンボ

ジャンプ攻撃の後は地上の攻撃に繋がる。ジャンプ攻撃、地上の通常技、キャンセルして必殺技と繋げる動きは3段と呼ばれていて、あらゆる格闘ゲームに応用できる。これが出来ればいっぱしの格闘ゲーマーと言えよう。